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組立茶室 創匠庵

東京国際フォーラムで開催された『ものづくり・匠の技の祭典2016』に組立茶室『匠創庵』(裏千家千玄室大宗匠命名)を設計。

広間八畳、小間二畳台目、水屋で構成されたこの茶室は金物は一切使わず伝統的な工法に拘りながらも組立式の新たな工夫も盛り込まれている。

組子細工の壁パネルや江戸小紋の襖壁、47都道府県の透かし彫り、水辺イメージしたモザイクタイルと苔と樹木が生い茂る露地など他にも江戸切子、表具、左官など沢山の職人たちの匠の技と協力があり本格的な組立茶室が完成した。

製作には2カ月かかったが、解体組立は数時間で可能。また広間のみ、小間+水屋のみの使用など用途やスペースによってパーツの組み合わせも含めて変えることができ、様々な表情を見せることができる組立茶室となっていることも大きな特徴のひとつである。

組立茶室 匠創庵

​場所:東京都

​用途:組立茶室

構造規模:-

施工期間:2016年2月~2016年8月

施工会社:コンストラクション・マネジメント『雅グループ』

​延床面積:30.16㎡

担当:唐須麻実

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